マッサージと按摩の違い

2017/11/01
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マッサージと按摩の違いを書いてみます・・・またオステオパシーとの違いも書いてみます。

正確にはマッサージは西洋の手技療法で、中国の按摩と異なります。

マッサージも按摩も軟部組織を施術対象とします。

軟部組織とは骨の様な固い組織と違う柔らかい組織の事で、筋肉や筋肉を包む筋膜や、皮膚や内臓の事に成ります。

マッサージも按摩も緊張した軟部組織を柔らかくし、軟部組織の刺激の反射効果や循環を促し、身体の回復をはかります。

現代マッサージは、スェーデンの体操教師パーヘンリック・リング「1776~1839」が中国を旅した際に按摩を学び、さらにヨーロッパに伝わる様々な軟部組織を緩める技術を研究し生まれたとされています。

このリングが伝えた正式のマッサージはスェーデッシュマッサージといいます、日本の国家資格のマッサージはこのスェーデッシュマッサージが変化したものです。

スェーデッシュマッサージは中国の按摩とヨーロッパや中東にも伝統療法に伝わった、手で筋・筋膜・皮膚をほぐす療法をリングがまとめて作った訳です。

マッサージは西洋で発達し生理学的根拠を重視し、按摩は中国の陰陽五行論など自然哲学の思想を拠り所にした独特な違いがあります。

オステオパシーは、解剖学的・生理学的根拠を重視し何方かというとマッサージの論理に馴染みやすい側面がありますが、根本的な違いがあります、オステオパシーは特定の軟部組織の緊張だけが自然治癒力を妨げている原因と考えない事が、マッサージセラピストより圧倒的多いのです。

時に筋肉の緊張は適応から生じます、原因に対応せず適応を緩めると・・・時に症状を酷くします、もしくはしばらくするとまたコリや痛みを感じます。

オステオパシーは原因を探す考えが根本的にマッサージや按摩や指圧と異なります。